空虚からのライフスタイル計画

~元バンドマンの夢が叶わないその後のこと~

【足るを知る】を人生に落とし込む

ボクシング 井上尚弥選手やりましたね!

ボクシングは複雑になりすぎてて、同じ階級でも4団体に分かれていて
4団体別々にチャンピオンが居て
結果、世界で一番強い人が4人居る事になってて、暫定王者やらなんやらで
結局王者が乱立してる良く分からないシステム。。。

その中で4団体を統一した井上尚弥選手は完全なバンタム級統一王者となりました

良くやった・・・

例で言えば戦国時代の織田信長豊臣秀吉という王者が居て
結果全国統一した徳川家康井上尚弥 

それぐらいの偉業だと思います笑


アジア初、世界歴代9人目の快挙のようです





さて今回は一つの考えを掘り下げていきたいと思います。

自身がシンプリストになろうと思った切っ掛け、その後の夢に向かって必要なマインドだと思っている言葉について話していきたいと思います


【足るを知る】

「足るを知る」とは、古代中国の思想家、老子の言葉です。

日本で住んでいる以上、ほとんどのものは現状身の回りにあるものだけで不便なく生きていける
そう思えるだけで多くの事が今ある物で満足出来る
結果、【足るを知る物は、富む】に繋がると思います

何か新たなモノを買うことなく満足出来るなら、そら自然とお金が貯まりますよね




なぜ【足るを知る】を生活に生かそうと思ったのか


バンドをやっている時から日本の音楽業界に嫌気がさしてました

売れるには「ラブソング」
売れるには歌唱力よりも顔のいいアイドル

全てのラブソングやアイドルを否定するわけではないですが、
少しでも音楽かじってれば「売れる為」の歌のペラペラさが見えてしまいます
ラブソングを多用する音楽業界を「愛の押し売り」やとさえ思っています

流行っているから流れに乗る為に覚える曲はすぐ忘れるけど
心に響いた曲は長い年月忘れないモノです


そんな事考えてたから売れないバンドマンで終わったんですが笑
それは置いといて、要は日本は過度の消費社会なんです

ペラペラでもいいから今の一瞬売れる曲を提供している
逆に言えば良い曲が日本には溢れている
それに満足されたら困るんですよね音楽業界が。


もちろんアーティストは新たな楽曲をどんどん出します
クリエイターなんで当然です
次の曲が今までで一番いい曲だ!って出すんです当然です

でも音楽業界はオーディションをして新たなジャンルで話題性持たせて急いでデビューさせて
運よく1発当たっても次売れなければ切り捨てまた次へ。。。

そんな事が音楽業界だけではなく今やどの業界もその状態です。


そのサイクルから抜け出すキーワードが【足るを知る】
日本の先人達が産み出した生活の知恵や考え方は
もう既に生きる上での生活に事足りています
消費社会に振り回されなくても幸せになれる生活はもう元より手にしているんです



具体例


ではまだまだシンプリストとしても足るを知るにしても初心者ですが
今行っている足るを知るという生活とはどんなものか


1.家にテレビがない

これは個人差あります
必要ないというよりは、見ないようにしていると言った方が合っているかも
テレビが消費社会を助長する一番のツールだからです
CMはもちろんの事、ニュースでもそうです
自分の見たい情報以外も自動で流れてくるコンテンツなので
ふとした誘惑が本当に多いです

2.捨てる時に買う

これこそ消費社会なんですが、過度の消費にならないように
例えば服は今持ってる数だけで充分着まわせられるので欲しい服があるのなら
持ってる服のどれかと交換
もしくはもう使えない服が出てきたら新たな服を買うというスタンスです

3.新しいモノよりも今あるモノを大切にする

これは人・物・風景 全てこの意識を持っています
人であれば昨日友達になった人よりも自分を育ててくれた親や親友を大切にする時間を割く
長年使ってきた物は最新鋭の新しい物より愛着があり大切にする
風景は昔ながらの何でもない田舎 綺麗な川 自然溢れる山 を大切にする

4.日本の昔の習慣・過ごし方を参考にする

昔の日本は今ほど裕福ではなかったので、物がない状態で如何に豊に暮らすか先人が考えていたと思います
その知恵を生かさない手はないので消費社会から抜け出す知恵を勉強しています

5.身近に在りすぎて目に映らないモノを意識して視る

道端に生えている雑草や街路樹、ごちゃごちゃになった引き出しの整理
よくよく見たら美しい物、便利で溢れている引き出し
見ようとしていなかった物が足りている物で溢れていて、もうこれ以上いらんかってなります笑

6.常識を疑う

テレビがないという事の周りの反響にめちゃくちゃ違和感を抱きます
【なんでテレビがないの!?考えられへん!生きていけへんわ!と言う周り】
我が家にはソファーもありません
【新築ならソファーは必要でしょうと言う工務店
我が家のキッチンは一番小さいサイズです
【新築建てるならせっかくなら大きいサイズでしょうと言う周り】
クーラーは12畳用1台で家全体に使っています
【リビングは何畳ですか?1台では無理ですよと言う販売員】

正直全部問題なく生活しているし満足しています
おかしな常識というのが世に溢れすぎています
そしてそれをなぜそうしないのかという圧力強いのが日本ですね


足るを知る生活とは

余分なモノをそぎ落としていく生活だと思っています

それがミニマリスト的でもあり、自分はシンプリスト的な生活に合致します

僕はボクサーの身体が凄い美しい身体やと思っています
1つの無駄もない身体
だからボクシングを見るのも好きです一種の芸術です
日常生活する上では筋肉付きすぎですけどね笑

それを生活に重ねて、ただ理想なのであんなにストイックにはズボラな自分には無理です
この自分の無駄だらけの生活を少しずつでもそぎ落としていければ
そしてこれを見た読者さんが少しでも【足るを知る】という考え方に対して否定的でも肯定的でも何か思う切っ掛けになればと思います!